VIA続報、VB8003とNano版のPico

この記事の続報。

VIA Technologiesは、初のTrinityマザーボード「VB8003」の国内発売を10月末に予定している。価格はやはり3万円を超えそうとのことだが、ディスクリートGPUを搭載していたりと、コストのかかる製品だけに、このあたりは仕方のないところ。ただ、IONマザーが1万円台で買える今となっては、マニア向けになってしまうのは避けようもない状況。
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ZOTAC IONITXレビュー

ZOTACのMini-ITXマザーボード「IONITX」のレビューが掲載された。

【レビュー】IONマザーボードの第1弾! 「ZOTAC IONITX」を速攻チェック
http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/05/22/ionitx/index.html

詳しくは記事を見て欲しいが、パフォーマンスのバランスはかなりいい。Vistaもストレスなく動くし、消費電力の測定結果も良好だった。個人的には、PCIかPCI Expressが1スロットくらいは欲しかったが、USBポートが多いので周辺機器は外付けタイプを選べばいい話だろう。

このマシンをエンコード用にする人はいないと思うので、最後にテストしたCUDAの話はオマケだ。しかし、思ったよりも効果があったので、たまに使う程度であればビデオ編集も可能だろう。より快適に使うために、デュアルコア版を選ぶのも悪くない。

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アスク マザーボードZotac ION N230 single core IONITX-B-E

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アスク マザーボードZotac ION N330 dual core IONITX-A-U

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私自身は、とりあえずは買ってみたものの、すでに常時3台マシンが動いている状態なので、これ以上は必要ない。またベンチマークテスト専用機になりそうな…。

ZOTACのIONマザーボード

久しぶりにMini-ITXマザーボードを買ってしまった。ブツは、IONプラットフォームを初めて採用したZOTACの「IONITX」。いやぁ、いいわ、これ。

どーんとファンレス

USBは多いし、eSATAまである

シングルコアAtomのバージョンなので、パフォーマンスについては以前のレビューと同等だと思うが、NVIDIAから借りたリファレンス機はHDDやメモリなどの条件が比較機と異なっていたので、再計測する意味はあるだろう。

週末から作業して、来週にもレビューを掲載できるようにしたい。

VIAのTrinityマザーボード

ビッグサイトで開幕した「組込みシステム開発技術展(ESEC)」の取材に行ってきた。右肩上がりのときは、主催者側が「過去最大規模で開催!」などとアピールしているものだが、今回、そういった謳い文句は一切ナシ。実際、NECエレが単独でブースを持っていなかったり、ルネサスやフリースケールに至っては出展すらしていなかったりで、顔ぶれは少し寂しい。

詳しくは記事に書くとして、VIAのブースに「Trinity」プラットフォームの新型Mini-ITXマザーボードが出ていたのが面白かった。Trinityとは、CPU、チップセット、GPUの3つを自社製品で揃えたプラットフォームのことだ。このMini-ITXマザーボードには、S3のGPU(おそらくChrome 400の組込み向けである4300E)がオンボードで搭載されている。

正直なところ、AtomによるMini-ITXマザーボードの価格破壊により、少なくともコンシューマ市場においては、VIAが盛り返すのは厳しいと思う(そもそもVIAがこの市場を重視していないような気もするが)。さらにIONプラットフォームのMini-ITXマザーボード「IONITX」も、ZOTACからまもなく発売される。

まだ正式発表前なので、この新型マザーボードがリテール向けに出るかどうか不明だが(多分秋葉原には流れるだろう)、決して悪い製品ではないので、ZOTACと同程度の値段(シングルコアAtomで約2万円)で出てくれれば、と期待したい。いずれIONITXとの比較もしてみたいところだ。

※5/14追記 記事が掲載された
【レポート】ESEC 2009 – VIAがGPUオンボードのMini-ITXマザーボードを公開
http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/05/14/esec01/index.html

ツクモ、これはダメかも…

九十九電機がヤマダ電機に吸収されてから1カ月。これまでのところ、あまりいい話は聞こえてこない。

(その1)ポイントという仕組み
量販店らしく、ポイント還元率が大きい商品も増えたが(従来は1%程度だった)、秋葉原のPCパーツショップで、利用者に受け入れられるか疑問。ポイントが付くといっても、その分、価格だけ見れば他店よりも高くなるわけで、いろんな店をまわって比較検討するのが普通の秋葉原では、デメリットの方が大きい。ポイントというのは、囲い込みがしやすい郊外型の店舗でこそ有効なシステムだろう。

(その2)品揃えに問題
以前は現場の裁量で商品を発注していたが、その権限がなくなり(希望は出せるそうだが)、商品が「送られてくるだけ」になったそうだ。そのため、「なんでこの商品がこんなに来るんだ」とか「なんでこの商品がないんだ」という事態が頻発しているとか。品揃えが悪いと、目の肥えたユーザーは来なくなる。それにこんなやり方では、現場のモチベーションが下がる。店員の流出もあるだろう。

(その3)踏み絵か?
これはひどい。会長が書いた『ヤマダ電機の礎』(非売品)なる本が配られ、読書感想文を書かされたとか。こう言っては何だが、やり方に品がなさ過ぎる。ヤマダ電機の経営哲学を教えたいのであれば、社員を集めて訓示すれば済むはず。右も左も分からない新入社員にならまだしも、九十九電機のベテラン社員には屈辱以外の何ものでもない。もっと感情に対する配慮が欲しい。

以前も書いたように、私は個人的に、九十九電機には思い入れがある。それだけに、盛り返せそうにない今のやり方は残念でならない。なんとか再生して欲しいと思っているのだが。

AMDイベントのお知らせ

AMDの広報からイベントのお知らせが届いたので、こちらでも掲載。詳細については、4/21に公開する予定とのことだ。ちなみに、”紳士”こと森本竜英氏は同社を退社したとのことなので、イベントはしばらく”兄貴”だけになりそうだ。

■日時: 2009年4月29日(水・祝) 12:00~17:00 (予定)
■場所: CAFFE SOLARE リナックスカフェ秋葉原店
東京都千代田区外神田3-13-2 リナックスビル 1F  
Tel 03-5209-6760 http://www.pronto.co.jp/solare/index.shtml
■概要:
PC自作ユーザー、そしてPCビギナー、プロ志向の皆様まで、あらゆるお客様のお役に立つソリューションを提供するAMDが、新緑の季節を迎え、新製品ラインナップとそのパフォーマンスをご紹介するイベントを、ゴールデンウィーク真っ只中に、東京・秋葉原にて開催します。
パートナー様各社のご協力による実機の展示や、ハードウェアとソフトウェアとの連携によるお奨めソリューションのご案内に加え、超最新CPU・GPU製品の最新デモや、恒例となった“兄貴のロードマップ”、そしてお馴染みのじゃんけん大会、さらに購入者全員プレゼント・キャンペーンも実施します。
また今回特別に、注目のAMD超軽量ノートPC関連情報もご紹介する予定で、密度の濃い内容となっております。

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