はやぶさウィークリーブリーフィング第2回
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は20日(火)、小惑星探査機「はやぶさ」のカプセル内のサンプル採集作業について説明するブリーフィングの第2回を開催した。出席者は、向井利典・JAXA技術参与。以下に取材メモを添付する。
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向井
今日はこちら(相模原)で午後2時まで別件の用事があった
なので相模原から会見
もう一人の説明者の上野は
たまたま外国出張中
定例会ということで先週以降の進捗について
大きなイベントがあれば別途報告するが
今回は大きなイベントはなかった
先週に引き続き
回収方法の効率化に苦労しているところ
ヘラに数十個の粒子があったことを前々回話したが
それに対処しないといけない
マニピュレータを使って
シャーレに移動作業をしているところ
というわけで
サンプルキャッチャーの中は新たに見ていない
粒子数は前回から変わっていない
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以上、会見の時間はわずかに2分。このあと、質疑応答が30分ほど続いたが、細かい質問ばかりなので省略したい。
このブリーフィングは、研究者に対する記者の取材が過熱してきて、本業に支障が出てきたために、JAXA広報が設けたもの。毎週月曜に実施する予定だったが、しばらく大きな進捗はなさそうということで、さすがに記者の側からも見直しを求める声が出てきた。会見後に広報とのやりとりがあり、どうやら次回以降は進捗があった場合のみ開催ということになりそうだ。