出場報告:KHR 8thアニバーサリー(サッカー)
KHR 8thアニバーサリーの2日目はロボットサッカー。
1チーム3体のロボットによるチーム戦で、今回の大会には8チームが出場。4チームごとの予選リーグで総当たり戦を行い、1位のチーム同士による決勝戦が最後に行われる。試合は5分ハーフ×前後半で、グループ内の順位は、勝ち点、得失点差の順で決定。私はいつも通り、フリーライターによるチーム「RFCバンブーブリッジ」で出場した。
○1試合目
初戦の相手は「RFCオータムリーフ」。この試合、私は早々にハットを決めるなど、4得点と調子は良かったのだが、派手に動きすぎたのか、後半2分過ぎに足のサーボが焼けて退場。数的不利になったこともあり、その後1点を返されたが、5-1で勝利。
○2試合目
次はファミリーチームの「あさひ」が相手。子供相手に本気は出しにくいのだが、最終戦を引き分けて得失点差になる可能性も高いので、全力で行くしかない。が、またサーボが壊れても困るので、前線であまり動かないようにプレー。私は7得点で、9-0で勝利。ちなみに10分30秒くらいからの最後のゴールは、パスを繋いで取ったバンブーらしいシーンだった。
○3試合目
予選リーグ最終戦は「テイク」が相手。この時点で、決勝トーナメント進出の可能性があるのは我々とテイクだけだったのだが、相手の戦績は1勝1分で、得失点差も我々の方が上回っていたので、引き分け以上でいい。戦う前からかなり有利だ。
相手チームの機体に故障が出たこともあって、試合は3-0で快勝。決勝戦に備えて、後半は抑え気味にプレーする余裕もあったのは良かった。
○決勝戦
そして迎えた決勝戦の相手は「トリニティ」。このチームは、我々がオープンクラスで1回も勝ったことがない強豪だが、KHRクラスでは機体性能にそれほどの違いはない。チーム戦略や操縦技術の勝負になるので、勝機は十分にあるはず。
試合はしばらく0-0が続いたが、前半4分、キーパーのクリアミスに詰めて、待望の先制点をゲット。その直後にラッキーなオウンゴールもあって、前半を2-0とリードのまま折り返す。「攻撃は最大の防御」ということで、後半も同じ戦い方をしていたのだが、なんとまたもやサーボが焼けて退場。残りは2分半もあったが、数的不利の中なんとか1失点でしのいでもらい、辛うじて勝利を収めた。
我々はKHRクラスでは第1回~第5回大会まで5連覇していたのだが、その後オープンクラスに転向していたため、優勝はそれ以来。かなり久しぶりであるが、機体条件が同じであるというKHRクラスの楽しさが再認識できた。チームメイトのスケジュール次第だが、今後も出場したいと思う。