SHIRASE一般公開フォトレポート

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ちょっと前の話になるのだが(5/27)、幕張であった取材のついでに、船橋港で公開されている「SHIRASE」(南極観測船の先代「しらせ」)を見てきた。忙しくて掲載がこんなに遅くなってしまったが、この公開はまだ続いているので、参考にしてもらえれば幸いだ。

私が参加したのは15:00の回(このときは1日3回だったが、夏場は暑いため、いまは14:30と17:30の2回になっている)。事前予約制になっており、以下のWEBサイトから申し込める。参加費は無料。

SHIRASEサイト
http://shirase.info/

集合はJR京葉線の新習志野駅。遅刻すると迷惑をかけることになるので時間厳守で。

駅を出て右手に国際総合水泳場があり、その前に送迎バスが止まっている。

受付を済ませると名札がもらえる。1回20名の参加で、今回も満員だった。

10分ほどで船橋港のSHIRASEへ。この場所は立入禁止になっていて、勝手には入って来れない。

タラップを登っていざ船内へ。

まずは研修室で説明を受ける。ヘルメットは任意だが、気分を盛り上げるためにもぜひ借りたい。

これは船首部分。

すぐ近くにサッポロビールの千葉工場もある。向こうの工場見学からも見えそうだ。

寝室。狭くて酔いそう。

船内の通路はかなり狭い。

階段もかなり急。なので動きやすい服装・靴がベター。

調理場。ガスは使わずに全て電気で。

こちらは乗組員(自衛隊員)用の食堂。170名が乗組員で、60人が観測隊員とのこと。

床屋か…?

自分たちで刈るらしい…

隊長の部屋らしい。

これはお風呂。浴槽も完備。

シャワーもあるぞ。銭湯みたい。

「Yureステーション」の紹介なども。

後部甲板。ここではヘリの発着ができる。

大型ヘリも2機搭載できるそうだ。

さらに上に。

そこからの眺め。かなり高い。

はるか向こうには建設中のスカイツリーも見えた。

さらに上には上部操舵所がある。氷海ではこちらを使うようだ。

外に梯子が見えるが、中に螺旋階段もあるそうだ。

操舵室。

この舵輪だけはオリジナルのものではないとのこと。

こちらはCIC。男子が萌える装備が満載。

なんともレトロなレーダー。

外から。5002は先代しらせの船体番号で、新しらせは5003。

最後には乗船記念のデータブックももらえる。

スクラップにされる寸前だった先代しらせを引き取り、「SHIRASE」として公開したのは株式会社ウェザーニューズ。普通なら、どこかのイベント会社に丸投げしそうなものだが、SHIRASEの一般公開では、船内でガイドをしているのも、清掃を行っているのも、全て同社の社員。どこか「手作り」感のあるイベントである。

当日の夜には、参加者全員で撮った記念写真もメールで送られてきた。お世話になった社員の皆さんには感謝を申し上げたい。

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