VIA続報、VB8003とNano版のPico
この記事の続報。
VIA Technologiesは、初のTrinityマザーボード「VB8003」の国内発売を10月末に予定している。価格はやはり3万円を超えそうとのことだが、ディスクリートGPUを搭載していたりと、コストのかかる製品だけに、このあたりは仕方のないところ。ただ、IONマザーが1万円台で買える今となっては、マニア向けになってしまうのは避けようもない状況。
製品パッケージ
付属品
マザーボード本体
バックパネルI/O
左のヒートシンクがGPU
裏面にはCFスロット
Nanoにはまだデュアルコア版がないため、パフォーマンスの比較では厳しい結果になるだろうが、ポイントとしては、4画面同時出力と、ハードウェア実装の暗号化機能といったあたりになるだろうか。こういった用途であれば、他社に対して大きなアドバンテージがある。
それと、もう1つ新情報。チップセットがVX855に強化されたPico-ITXマザーボード「EPIA-P720」がもうすぐ発売となる模様だが、このCPUがNanoになった上位シリーズも年内に出る予定とのこと。これで、こちらの記事で懸念した”NanoのPico”というややこしい製品がついに現実のものに!
これはEPIA-P720(製品版はファンレスになる)。EdenとNanoはピンコンパチなので、Nano版も外観は変わらないはず
I/Oカードを上から挿して利用する。使いやすそうだ
メモリスロットは裏面