CEATEC JAPAN 2008
今年もCEATECの取材に行ってきた。大画面テレビが派手に並んでいたけど、そんなものに興味はないのでスルー(というか、家電系は頼まれてないので)。
CEATEC JAPAN 2008 – あのムラタセイサク君にいとこの女の子が登場!
http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/10/01/murataseiko/index.html
CEATEC JAPAN 2008 – リニアモーターカーが走る! 週末は科学実験ショーも
http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/10/01/tyco/index.html
CEATEC JAPAN 2008 – AMDブースでGPGPUのデモ、未発表のモバイル向けGPUも
http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/10/01/ceatec_amd/index.html
CEATEC JAPAN 2008 – 東芝が長寿命・急速充電可能なノートPC用バッテリを展示
http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/10/01/toshiba/index.html
CEATEC JAPAN 2008 – 世界初! ソニー、テレビ用の自作アプリ開発環境を公開
http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/10/02/ceatec_sony/index.html
記事には書かなかったんだけど、東芝の燃料電池ケータイが気になった。
【写真】17.5mmまで薄型化に成功した。あまり違和感はない
【写真】正面。デモ機のベースはW55Tだそうだ
【写真】燃料(メタノール)のカートリッジ
気になったのはデモ機の完成度とかではなくて、実用化の時期についてだ。もう何年もモバイル向け燃料電池の取材を続けてきて、何度も「来年には」という話は聞いたのだが、未だに出た試しがない。でも、東芝ブースの説明員は、「今年度中には何かしらの形で出したい」と明言していた。さすがに「今年度」というからには、本気で出す気なんだろう。
しかし、モバイル向けの燃料電池というものがユーザーに受け入れられるかどうかはちょっと疑問もある。バッテリで充電する場合には、実際には電気代がちょっとかかってはいるけど、感覚的にはほとんどタダ。でも燃料電池の場合には、たまに燃料のカートリッジを買わないといけない。外回りの営業のようなヘビーユーザーならともなく、普通のユーザーにはあまり必要性はなさそう。
それでも、コンビニで売っているケータイ用充電器はそれなりにニーズはあるようだし、その市場あたりには食い込めるかもしれない。まぁしばらくは様子見ですな。